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健康経営ダッシュボード

公開日:

2026年10月14日

健康データを、社員一人ひとりの健康づくりと組織の力へ。
経営層・マネジメント層・社員、それぞれの立場で健康データを活用できる「健康経営ダッシュボード」を構築しました。
データ活用チームは、モックアップを起点に人事部門と要件を具体化し、健康診断やストレスチェック、生活習慣などのさまざまなデータを組織全体で活用できる仕組みを実現。データを身近な情報として活用することで、社員の健康づくりと健康経営の推進を支えています。

Overview

プロジェクト概要

データの力で、
社員一人ひとりの健康づくりを支える

企業の持続的な成長において、社員が心身ともに健康に働ける環境づくりは重要な経営課題です。グループ会社である損害保険ジャパンでは、「健康経営優良法人(ホワイト500)」に10年連続で認定されています(2026年8月現在)が、社員一人ひとりの健康意識や健康増進施策への参加をさらに促進していくことが課題となっていました。また、健康に関するデータは経営層や人事部門で活用されることが多く、社員自身やマネジメント層が日常的に活用できる環境は十分とは言えませんでした。

こうした課題を解決するため、人事部門が推進する健康経営施策の一つとして立ち上がったのが「健康経営ダッシュボード」プロジェクトです。 健康データを経営層だけでなく、マネジメント層や社員一人ひとりも活用できる環境を整え、健康づくりを組織全体で支えることを目指しました。

健康づくりを組織全体で支える「健康経営ダッシュボード」ホーム画面

健康データを、
誰もが活用できる情報へ

健康経営の取り組みにおいては、ストレスチェックや定期健康診断、ウォーキングイベントなど、
社員の健康に関するさまざまなデータが日々蓄積されています。なかでも定期健康診断では、受検予約状況や受検内容だけでなく、運動・食事・睡眠・飲酒・喫煙などの生活習慣に関する問診データも集まるため、社員の健康状態を多面的に捉えることができます。

健康経営ダッシュボードは、これらの健康データや健康増進施策を一つのプラットフォームに集約し、経営層・マネジメント層・社員それぞれが必要な情報へアクセスできる仕組みです。経営層は健康経営の推進状況を把握し、マネジメント層は組織の健康課題を確認し、社員は自身の健康状態や生活習慣を振り返るなど、それぞれの立場でデータを日常的な意思決定や健康づくりに活用できる環境を実現しています。

生活習慣を可視化した「みんなの生活習慣」ダッシュボード(※数値はダミーです)

Approach

課題への取り組み

モックアップを起点に、
人事部門とともに要件を具体化する

プロジェクトでは、人事部門が保有するストレスチェックや定期健康診断に関するデータなどを活用しました。特に問診データには、運動や食事、睡眠、飲酒、喫煙など、社員一人ひとりの生活習慣に関する情報が含まれており、生活習慣同士の相関も可視化できます。

そこでデータ活用チームは、プロジェクトの早い段階で最低限のデータクリーニングを行い、モックアップを作成しました。人事部門の要件が固まるのを待つのではなく、実際の画面を見ながら「どのような情報があれば活用しやすいのか」「どのような見せ方が分かりやすいのか」を一緒に議論することで、具体的な要件を整理していきました。

また、健康経営は専門性の高い領域であるため、公開資料やガイドラインを調査し、関連する知識を習得するとともに、人事部門との対話を重ねながら理解を深めました。毎週の定例ミーティングに加え、日常的にチャットでコミュニケーションを取ることで、スピーディーにダッシュボードを構築することができました。

人事部門との議論に使用したモックアップ画面

Impact

実現した成果

ダッシュボードを通じて、
社員の健康づくりを後押しする

健康経営ダッシュボードは、人事部門による健康施策の検討だけでなく、社員一人ひとりが健康について考え、行動するきっかけづくりにも活用されています。 健康データを身近に活用できる環境が整ったことで、「社内にここまでデータをオープンに開示してくれたことに驚いた」「健康について組織内で対話するきっかけになった」といった声も寄せられ、データを活用した健康づくりが徐々に浸透しつつあります。

こうした取り組みの一つとして、SOMPOグループでは毎年、ウォーキングイベント「SOMPOウォーク」を開催しています。 イベントでは、グループ会社であるSOMPOひまわり生命の「MYひまわりアプリ」に蓄積された歩数データを活用し、参加状況や総歩数、ランキングなどを確認できるダッシュボードを提供しました。イベント期間中も定期的にデータを更新したことで参加者の関心が高まり、参加者数は前回比約2.7倍に増加しました。

また、健康経営優良法人(ホワイト500)においても、健康経営度調査の総合順位・総合評価が向上するなど、健康経営に関する取り組みは着実に成果へとつながっています。 今後も人事部門と連携しながら改善を重ね、データを通じて社員一人ひとりの健康づくりを支える環境づくりを進めていきます。

ウォーキングイベントの参加者状況や歩数記録が確認できる「SOMPOウォーク」ダッシュボード
歩数データを日々確認できる『MYひまわりアプリ』

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